ゴジラ×メカゴジラ
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人気ランキング : 13,667位
定価 : ¥ 6,300
販売元 : 東宝
発売日 : 2003-07-25 |
世界に誇るゴジラ・シリーズ第26作。21世紀に入ってからの本シリーズはすべて1954年の第1作の続編という形をとっているが、今回も例外ではない。日本政府は約50年前に死んだゴジラの骨を採取し、その遺伝子と現代技術を組み合わせて、ゴジラ防衛のための新兵器メカゴジラ=機龍を開発した。かつて自分のミスのために先輩をゴジラに殺された特生自衛隊隊員の茜(釈由美子)の遠隔操作により、機龍はまもなくして現れたゴジラに戦いを挑むが…。
第24作『ゴジラ×メガギラス』で監督デビューした手塚昌明は、デビュー作のテイストをさらにパワーアップさせた形で現代日本のリアル・シミュレーションを行い、壮絶なバトルを具現化している。釈由美子のキリリとした熱演がドラマに拍車をかける。機龍を善玉として扱わず、兵器の恐怖までも描いているところも秀逸。大島ミチルのダイナミックなゴジラ音楽にも昂揚しながら、1時間28分があっという間に過ぎる、ついに日本がなし得たエンタテイメントの傑作であり、平成に入ってからのシリーズでベストの出来と断言したい。(的田也寸志)
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理屈抜きに楽しめる |
この作品の意図や中身がどうの、こうの、と言った批評はこの映画の場合は不要でしょう。ゴジラは昔の子供から現代の子供(大人も?)の心をしっかりとらえて放さないまさに怪物(獣?)≠ネのです。 主演の釈由美子のシリアスな演技もGOODではないですか!さらに今となっては懐かしい東京読売GIANTSのユニホーム姿のゴジラ¥シ井にも会う事が出来ますよ。
しかしそれにしてもゴジラとメカゴジラ、よく出来てるますよねぇ!
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のっけから面白い |
正直、これを見るまでは、メカゴジラにはネタ的な限界を感じていました。
本当はこんなにも魅力的な素材だったわけですが。
過去のメカゴジ作品とは比較にならない出来です。
まず、ゴジラは単なる怪獣、徹底的に叩くべし、という原則が終始一貫している。
例の、「実はゴジラは良い奴だった」的な腰砕けの話にならない。
単純だが、骨太なストーリー。テンポも良い。
大の大人が作った真面目な怪獣映画です。
機龍の造形も素晴らしい。
前作までの、所詮ブリキ人形といった感じのメカゴジラと違い、
尻尾の細かい動きまできちんと表現されている。
単なる機械ではなく、生き物ベースの生体ロボットなんだというこだわりが伺える。
本編とは関係ないところでの細かい演出も良い。
人と人との何気ないやり取りが微笑ましく、敢えて狙ったかのような松井秀喜の
棒読みも最高だった。
遊び心と悪ふざけの違いがちゃんと分かっている。
個人的にはかなり好きな作品です。
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楽しきオーディオ・コメンタリー |
ここ数年のゴジラシリーズDVDは、メイキング・ディスクを同梱して
1万円という高価格を設定してきたが、今回は1枚のみで発売。
映画の舞台裏を収めたメイキング、そしてモスクワで行われた
音楽のレコーディング風景(それぞれ各30分ほど)に
特報・予告編・TVスポットが各何パターンか、という内容だ。
メイキングは、現場で回したビデオ素材をただ繋いで、バックに
BGMをベターッと乗せただけでメリハリが感じられない。
ナレーションなりスーパー(=テロップ)なりを入れて、
いま現場で何をやっているのか、どんな撮影の指示を出しているのか、
などをDVD視聴者に伝えるような組み立て方が欲しかった。
一方のモスクワのレコーディングは、監督ほかスタッフ一同が
スタジオやカフェで!打ち合わせを繰り返しながら、あるときは
カメラに向かって豊富を語るインタビューが挿入され、実に面白い。
モスクワの楽団を率いる指揮者さんとの交流、やりとりなども
興味深く楽しめる。
しかしこのDVDの特典での真骨頂は2ライン収められている
オーディオ・コメンタリー(音声解説)であろう。
釈由美子&手塚監督のやりとりの形で入っているものと、
進行役のひとを相手に手塚監督が一人で語っているものと、
2種類があるが、後者は監督の、特撮映画に寄せる思い入れや
オマージュ…そういったものが伝わってくる。
映画そのものも、ここ数年のゴジラ作品の中では
突出した完成度だけに、多くのファンにお薦めしたい1枚。
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ゴジラ映画の最高傑作 |
冒頭からタイトルが出るまでのシーンが何といっても素晴らしい出来で、この部分だけでも見て欲しいです。
また台詞をよく聞くと分かりますが、細かい部分の設定なども手を抜いていないため、この映画の世界観が嘘くさくなっていず、怪獣映画なのに(と言ったら怒られますが)リアリズムという点でも最高の出来と言えます。
音楽も、女性が作曲したとは思えない(失礼!)ダイナミックで重厚感溢れ、伊福部昭氏を彷彿させるような曲です。
強いて欠点を言えば、主人公と少女の触れ合いが話の流れから浮いているように感じます。
この部分をばっさりと切って、徹底的なハード路線にした方が良かった
気がしますね。
しかしトータルでは新シリーズ中の最高傑作と断言できます。
同じ機龍でも”東京SOS”はモスラというお子様向け的な怪獣が出てくるのと、話自体が本作の路線とかなり違ってきてしまうという点で、あまり好みではありません。
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ミリタリーテイスト豊かな傑作 |
ゴジラよりはウルトラシリーズやヒーローモノの方が好きな私。劇場に足を運び、DVDを買ったのも、偏に釈由美子さんが登場するという話題にほだされたからです。
作品について。過去幾度となく登場したメカゴジラですが、容姿は抜群です。また、自衛隊所属の一(いち)兵器という設定。MFS-3という制式番号まで付与され、劇中の呼称は「3式機龍」。戦前を肯定するわけではありませんが、それらしいネーミングにニンマリ。高杉亘さんの好演がカーキグリーンのミリタリーマインドに拍車をかけてくれました。
片や人間ドラマも濃厚に語られ、主人公(誰?)と子供との交流もとってつけたようでなくて好感が持てました。
欲を言えば、本作でゴジラには一旦 潔く散ってほしかったです。いよいよアブゼロ発射、というときに息を吹き返して逆襲する辺りなど、川口浩/藤岡弘、探検隊シリーズの「幻の何某を目の当たりにした!(と、いいつつうやむやになる)」のような予定調和に捉えられてやや不満が残りました(「あ、またかよ。やっぱ死なないのか」という気持ちです)。
ただ、ゴジラと引き分けになったから、釈由美子と宅麻伸父娘が食事(デート?)できるようになった、ということで納得しましょう。
従来のゴジラ映画を観ていない方であっても、もう一歩踏み込んでゴジラが苦手な方でも、自然と世界観を理解できる傑作だと思います。
最後のシーン、傷ついた機龍に釈ちゃんが敬礼を送るシーンがあります。観ている者をとても清々しい気持ちにさせてくれました。